ソーシャルスタジアム

ソーシャルスタジアム

ソーシャルスタジアムとは、私たち株式会社スタンダードスタジアムがこれまでのスタジアムのあり方を再定義し、スポーツに限定せず、社会課題を解決する機能を併せ持った「スタジアムの新しいあり方」を表す造語です。

これまでのスタジアムは、スタジアムの関係者(利用者・観戦者等)だけを対象に設計、建築されることがほとんどでした。また近年ではスタジアムの不採算性を解決する「複合型スタジアム」という考え方が先駆的なスタジアム像として提唱されています。

しかしながら、私たちスタンダードスタジアムは、それだけでは不十分だと考えています。スタジアムがそこに住む人々の生活に欠かすことのできないものになる。さらにスタジアムがそうなることで、スポーツが人々の生活により浸透し、スポーツ自体も人々の生活に欠かすことのできないものになる。そしてそこに住む人々が、より健康的で、より文化的な生活を送ることができると考えています。これこそがスタジアムが社会になくてはならないインフラになるということです。

ではどうするのか?

そのためには、これからのスタジアムは、スポーツをする人、観る人、支える人だけのために存在するのではなく、そこに社会性を兼ね備えていなければならないと考えています。ここで言う「社会性」とは、スタジアムが立地する地域の社会課題にスタジアムが何かしらの解決的な役割を担っている状態を指します。

地域によって、その社会課題は様々です。

その数多ある課題にスタジアムが解決策を持って存在することで、人々の生活がより良くなり、私たちが望む「人々とスタジアムの支え合い」が実現します。スタジアムは、スポーツをする場所、観る場所という役割を大きく超えて、地域になくてはならないスタジアムとなります。

私たちスタンダードスタジアムは、既存・新設に関わらず、これまでのスポーツに限定されたスタジアムの機能に加え、社会課題の解決の機能を併せ持つスタジアムを「ソーシャルスタジアム」と定義します。そしてこの「ソーシャルスタジアム」というスタジアムの新しいあり方・考え方を提唱し、スタジアムが存在することが地域のお荷物ではなく、価値となるような未来を創っていきます。

2021年1月1日
株式会社スタンダードスタジアム